院内のネット環境改善


愛知県豊橋市のクリニック様で、院内のネット環境の改善をさせて頂く事になりました。

入院施設があるクリニック様で、入院中に患者様がインターネットを使う事ができるように無線LAN環境を整備してあったのですが、廊下に設置されているアクセスポイントから離れた部屋もあり、まだ、回線がADSLで通信速度が遅い事や、ルータがちょくちょくフリーズしてしまう事などでお困りということで、全体的に環境調査をして改善を進めています。

フレッツADSLをフレッツ光ネクストに更新工事を行う予定ですが、フレッツADSLをフレッツ光の導入時に解約してしまうと、何かトラブルが起きた際に取り返しがつかなくなってしまう可能性があります。万が一の際にはすぐに戻せるよう、フレッツADSL及び現状のプロバイダ契約はそのまま維持をする事にし、フレッツ光ネクストの回線を1本導入します。

フレッツ光を病院に導入する際には、フレッツ光ネクスト隼ではなく、フレッツ光ネクストハイスピードタイプという種別を選択しておくのも重要です。病院の診察結果を国民保険事務所・社会保険事務所にデータ送信をする業務(レセプトオンライン請求業務)をネット経由で行う際に、フレッツ光ネクスト隼は問題が起きてしまいます。普通にインターネットを使うだけの事務所であれば隼じゃなくて良いのですが、法人などで無難に回線切り替えを進めたい場合は隼を避けたほうが間違いはないですね。

メールアドレスは今までプロバイダのものをお使いだったのですが、これを機会に独自ドメイン(アットマーク以降にクリニック名が入ったもの)を使用する形に切り替えます。プロバイダ契約は今後もキャンペーンをお得に使いたい場合に切替をする事もあるでしょうし、独自ドメインのメールアドレスは統一感があってかっこいいですしね。

患者さんが使うWiFiネットワークと、病院側が使うネットワークは切り分けておく必要があります。切り分けていないと、患者様のPCが万が一ウイルス感染していた場合に院内のPCに感染が広がる可能性があります。同じ理由で、先生のプライベートPCとの接続や、各患者様同士のPC間の接続も横つながりが成立しないように、VLANという機能のついているハブなどで設定を行います。WI-Fiで接続しているPC同志がファイル共有等をしてしまわないように、ルータのネットワーク分断機能も有効にする予定です。

病院もこれからは、顧客満足度(患者満足度?)が重要だと言われて数年が経ちました。もし私が入院する事があれば、Wi-Fi環境がある病院を選ぶと思います。スマートフォンのテザリング機能は有効ですが、最近では一ヶ月あたりのパケット通信量が一定量を超えると帯域制限をかけられるようになっている契約も多いので、「パケット節約」の工夫はまだまだ必要な時代が続きそうです。

院内のネット環境改善

仕事に行く前、帰ってきた時、10日に1回ぐらいの割合で猫が玄関に出迎えしてくれます。ふわふわの胸毛が気持ちいいです。


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