先週お会いした、引きこもりのお子さんを持つ親御さんに約束した、
「手紙」を書きました。
もちろん、部屋に閉じこもってしまっている本人に送る手紙です。A4一枚、ワードで書くのに2時間・・・3時間ぐらいはかかったかなぁ。まったく本人と面識がなく、どんな人なのかほとんど分からないけれども手紙を書くのは初体験です。
「引きこもり」という言葉は、社会的に認知されていて、この状況を表現するのには便利な単語ですが、やはり言われる本人は嫌だろうと思い、言葉を置き換え、差し替え、苦労しながら書きました。
また、最初は、誠意が伝わるように、ぬくもりが伝わるようにと手書きにするつもりだったのですが、知らない人から手紙が来て、しかもそれがいかにも時間を掛けて書きました、という手書きだったら、それはそれで本人に要らないプレッシャーを与えてしまうと思い、ワードで書いたものをそのまま出してみることにしました。
まず、この手紙で返事や反応が返ってくる確率は50%以下なんじゃないかと思います。
週に一度を目安に、いろんな事が書かれた手紙が来たら、それは何か変化を与えるきっかけになるかもしれません。たとえば、休みに空き缶を拾いに行きました、とか、知らない事があって恥をかき、失敗しました、とか、そんな内容。場合によっては、私が落ち込んでるような内容を手紙に書いてもいいかもしれません。
高校の時に、音楽の授業で先生が教えてくれました、落ち込んでる時には暗い音楽を聴き、少しずつ明るい音楽にシフトしていくとセルフコントロールがうまくいく、と。彼は落ち込んでいて、テンションが低いというのは間違いないと思うので、きっと、明るくガンガン攻めまくるような内容は避けた方がいいんでしょうね。
とりあえず手紙も書きあがったので、明日、改めてご両親に手紙を送らせて頂く事について確認をし、送る事にします。良い返事が、返事はなくとも何かの反応があるといいんですが。
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