先日、脱引きこもり中の男の子を連れて、一緒に仕事をしてきました!
某パソコン教室様から、
「教室のリフォームをするので手伝って欲しい」と依頼を受けたのがきっかけです。
リフォーム、と言っても絨毯の張り替えのみですが、絨毯の張り替えにともなって机や椅子を動かしたり、配線を
直したりしないといけません。
電気関係の配線は、プロの電気屋さんに相談してお任せすることにして、私はそれ以外のパソコンや机、椅子の
移動、指示をさせて頂くことになりました。
机や椅子を運ぶだけの簡単な仕事ですから、まだ人付き合いが苦手で内気な「彼」にも出来ると思いました。
さっそく「彼」に連絡、「久しぶりだね~」と挨拶をしながら「今度、簡単な仕事があるんだけど、手伝ってくれない?」と
持ちかけてみたところ、「はい」と素直な返事。良かった良かった。
(一応、今回のアルバイトが2回目になるので、1回目に比べたらリラックスして臨めただろうと思います)
作業当日、彼は自動車などを持っていないので自宅まで迎えに行き、手荷物と彼を乗せて現場へGO!
最近の出来事を聞いたり、今日の仕事内容や注意点について簡単に口頭で説明しながら現場に向かいました。
注意点はただひとつ、
「一緒に仕事をする仲間にしっかり挨拶をすること」です。
駐車場に到着し、今日一緒に仕事をする人と落ち合って、さっそく「よろしくお願いします」と挨拶。
大きな声ではありませんでしたが、しっかり挨拶ができましたので、みんなで荷物を持って現場へ。
現場に到着したらさっそく作業開始、「この机をこちらからあちらに」と最初は細かく指示をして、様子を見ながら
「じゃあ、ここらへんの椅子をみんなあっちに」と、少しずつ指示を大まかにしていきます。
だんだん仕事を進めるうちに、彼も自信がついてやるべき事が分かってきたのか、積極的に動いてくれます。
私は指示、彼は机を動かす、その他の人はそれぞれの仕事をする、良い役割分担が出来ました。
マジックテープのシートをハサミで8分割する、という指示を与えたのですが、それはうまく出来ませんでした。
正方形の形をしているシートなので、8分割するとしたら、私たちの場合、まずシートを普通に4分割し、
それぞれのシートをさらに2分割すれば8片になる、という風に簡単に考えますが、彼は緊張してしまったようです。
シートの縦の長さ、横の長さを定規で測り、8分割するにはどうしたら良いか筆記で計算をしてしまいました。
多分、彼は真面目で几帳面な部分が強いのでしょうね、状況にもよりますが、失敗をしても構わない、とか
ある程度大雑把に取り組んでも良い、という感覚を持ってもらう事が大事だな、と思いました。
ただ、当初想定していたよりもサクサク仕事は進み、パソコン教室のスタッフさんの協力もあり、予定通りの
時間に全ての作業を完了する事が出来ました。
荷物を片付け、帰りの車の中で「今日の仕事はどうだった?」と聞いた所、「大変だったけれども、思ったよりも
爽快で楽しかった」という返事がもらえました。「疲れました」という返事が返ってくるかな、と思っていたので
嬉しい、想定外の返事です。
嬉しかったのでマクドナルドに寄ってソフトクリームをおごっちゃいました^^ 仕事の後の甘味は良いですな!
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